生まれて初めて、同じ映画を映画館で2回見ました。
DVDとかで複数回見た映画はあるけど、
ちゃんと映画館でお金を払って2回見たことは今までなかった。
(2回見たいと思ったこともなかった)
ノルウェーの森は、僕にとってはそれだけ刺さった映画でした。
ネット上では酷評されてるけどね。
なんかこう、人間の意思がものすごく感じられる映画だった。
僕らが普段は放棄してる色々な選択肢を、
意思をもって選び取っている人たちの物語。
例えば、生きるか、死ぬかとか、そういう選択肢。
普段の僕らの生活では、なぜか「死ぬ」っていう選択肢は無視されがちになる。
でも彼らは、ちゃんと意思をもって生きるっていう選択をしてるんですよね。
(そして中には、死を選んだ人もいる)
そういう大きな選択だけじゃなくて、
きっと僕らは、もっとちゃんと意思をもって、
日々選択を繰り返して生きていったほうがいいと思う。
例えば今日、会社に行くのか、休むのかとか、
例えば今日、あの人と会うのか、それともこの人と会うのかとか、
例えば今日、ランチは何を食べるのかとか、
そんなことも、ちゃんと意思をもって選択したほうがいい。
いや、選択しない人生が好きな人はそれでもいいんだろうけど、
少なくてもどんなことでも自分で「選択できる」っていう事実は、
知っておいたほうがいいんじゃないかな。
例えば会社をやめて独立することだって、
自らの命を絶つことだって、
毎日カップラーメンとポテチしか食べないことだって、
誰かの命を奪うことだって、
仕事をしないで寝ていることだって、
ふと思い立って旅行に行くことだって、
何だって選べる。
当然、選ぶってことは何かを犠牲にしなきゃいけないんだけど。
会社をやめて独立するってことは、安定を犠牲にするし、
毎日カップラーメンばっかり食べるってことは、健康や体型を犠牲にするし、
命を絶つことは、誰かの笑顔を犠牲にするし、
誰かの命を奪うことは、太陽の下での生活を犠牲にするし、
仕事をしないで寝ていたり、旅行にいくことは収入を犠牲にする。
でも、そういう犠牲を払えば、
僕らはどんな選択肢も選べるんですよね。
そんなことを考えました。
(本読んだときはもっと全然違う感想だったけど)
いい映画。
5つ星。